料理シーンを陰で支えるフードスタイリスト [リサイクルマンの気になるニュース]



映画やドラマで食べ物をおいしそうに見せるフードスタイリストが注目されている。映画「南極料理人」などに携わってきた飯島奈美さんは、その道20年のキャリアを持つ。においも味も伝わらない画面で、どうやっておいしさを表現するのか。7月6日に始まるNHKドラマ「天使のわけまえ」(火曜午後10時)の撮影現場に、飯島さんを訪ねた。(村上智博)

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 東京・渋谷のNHK放送センターのスタジオ。セットの奥に設けられた専用のスペースなどで、飯島さんやスタッフがせっせと調理に取りかかっていた。

 ドラマの主人公のくるみ(観月ありさ)は、得意な料理の腕前を生かして人生を切り開き、幸せをつかむという設定だ。この日の撮影は、くるみが結婚式のパーティーに出す料理の試作品を作るシーンで、飯島さんは前菜のカナッペを数人のアシスタントと作った。紫イモの上にカボチャのペーストを、れんこんの素揚げにはいためたマイタケを乗せる。どれもおいしそう。



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