旭化成ホームズ ３階建て住宅の鉄骨部材の生産能力を倍増

旭化成ホームズは３日、同社の３階建て住宅「ヘーベルハウス　フレックス」向け鉄骨躯体の生産能力を倍増すると発表した。滋賀県内の工場に新たに製造ラインを導入し、年産能力を現状２・１倍の８８０棟分に引き上げる。投資額は８億円。同社独自の３階建て住宅の販売が“絶好調”なためで、住宅着工の低迷が続く中での増産投資は珍しいという。

　新たな製造ラインは１２月から稼働を始める。同社の「ヘーベルハウス　フレックス」の販売は、当初、年間５００棟を計画していたが、１０月までに７８０棟の受注を獲得しており、生産対応が欠かせないと判断した。

　鉄骨躯体の生産は、同社全額出資子会社の旭化成住工（滋賀県東近江市）が手がけている。


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